日本語でもよく使う表現に「~だと思う」がありますが、あなたはどのくらい英語でそれを表現できますか?基本的で有名な「I think」ももちろん正解ですが…実は、同じ意味合いになる英語フレーズがいくつか存在するんです!
この記事では、「~だと思う」を表現できる上級ネイティブフレーズをご紹介します。それぞれ「I think」と比べて、どうニュアンスが異なるのかもまとめましたよ。
どれも英語ネイティブの会話で頻繁に登場する表現。ばっちり覚えて英会話で差を付けましょう!
ちなみに、「思う」の意味がある英単語(think・assume・suppose・believe)の使い分けは、下記記事で解説しています。辞書だけではイマイチ違いが分からない…という人は、ぜひ参考にしてみてください。
ネイティブの英語表現①「I feel」で「なんとなくそう思う」
アィフィール
I feel
(感覚的に)~だと思う
「feel」は「~を感じる」という意味のある動詞ですが、英語ネイティブは「~だと思う」とも表現します。根拠に関係なく、感覚的に自分の考えや意見を発言するときに使われるのが特徴です。
あなたの心や体で感じて「何となくそう思う」のニュアンスになるので、確信度は低めなんです
「I feel」はカジュアルな日常会話や、ビジネスの場でも使うことができます。
- 感覚的に「そう思う」ニュアンスなので、確信度合いは「think」よりも低め!
- カジュアルシーン・ビジネスシーンどちらも使える!
「I feel」を使ったネイティブ英語表現・例文
I feel so
(感覚的に)そう思うよ
※「I think so」よりも確信度は低い
I feel it’s gonna be a great day!
今日は良い日になりそう!
I feel this new project is not doing well
新プロジェクトの進行状況が良くないと思う
I feel the same way
同感です(あなたと同じように思う)
「I feel」は、あくまであなた自身が感じて思ったことを伝えるイメージです
ネイティブの英語表現②「I bet」で「絶対そうだと思う」
アィ ベット
I bet
(賭けてもいいくらい)そう思う
「bet」は「賭ける」という意味がある英単語。「I bet」を直訳すると「お金を賭けます」になりますが、英語ネイティブはお金を賭けてもいいくらい確かなことに対して「そう思う」と表現するんです。
「お金を賭けてもいいくらい」なので、かなり強い確信があることが感じられますね!
「I bet」はアメリカ人がよく使う表現ですが、英語圏であれば理解してもらえるカジュアルな口語表現です。
- お金を賭けてもいいくらい自信があるので「I think」よりも確信度は高い!
- カジュアルな口語表現なのでフォーマルの場では不向き
「I bet」を使ったネイティブ英語表現・例文
A:Do you think he is coming today?
彼、今日来ると思う?
B:I bet
確かだと思う
I bet you’ll pass the exam. You’ve been studying so hard!
ずっと一生懸命勉強してたんだから、きっと試験に合格できるよ!
ネイティブの英語表現③「I’m positive」で「100%そうだと思う!」
アィム ポジティブ
I’m positive
100%そう思う
「I’m positive」は、あなたがほぼ100%物事を確信しているときに使われます。ポイントは実際の使用シーンです。「ねぇ、本当に大丈夫なの?」と懐疑的な相手に対して、「間違いないよ・絶対にそうだ」と伝えるのが特徴です。
例えば、相手が「ねぇ、電車なかなか来ないけど、大丈夫だよね?」と心配そうに聞いてきたときに「I’m positive=間違いないよ」とあなたが伝えるイメージです。
ちなみにですが、「私はポジティブな人間です」と伝えたいときには「I’m a positive person」となります
「positive」の反対の意味がある「negative」ですが、「I’m negative=そう思わない」にはならないので注意しましょう!
- 100%自信があるので「think」よりも確信度は高め!
- 「think」と同じようにカジュアルでもフォーマルでも使える!
「I’m positive」を使ったネイティブ英語表現・例文
A:Are you serious about that?
それ本気なの?
B:I’m positive!
間違いないよ!
A:Hey, are you sure there is an event today?
ねぇ、本当に今日はイベントがあるんだよね?
B:I’m positive!
絶対にそうだよ!
ネイティブの英語表現④「I guess」で「多分そうだと思う」
アィ ゲス
I guess
(ハッキリ言えないけど)そうだと思う
英単語の「guess」は、「推測する、見当をつける」という意味があります。「I guess」は、ハッキリと断言はできないけど「きっとそうだと思う、多分そうだと思う」というニュアンスです。
アメリカでもイギリスでも愛用される、カジュアルな口語表現です!
- ハッキリ断言できないので「think」よりも確信度はグッと低い!
- ビジネスなどのフォーマルな場では自信の無さが表れるので不向き!
「I guess」を使ったネイティブ英語表現・例文
I guess so
(ハッキリとは言えないけど)多分そう思うよ
※「I think so」よりも確信度は低い!
A:Is she Married?
彼女、結婚してるかな?
B:I guess she is still single
多分、まだ独身だったと思うよ
A:Are you going to office today?
今日は会社に行くの?
B:If no one comes, I guess I have to go
もし誰も来ないなら、しょうがないから私が行かないと
「I guess」は「本当は乗り気がしないけど、しょうがないな…」と表現することもできますよ!
ネイティブの英語表現⑤「No doubt」で「間違いないと思う」
ノー ダゥト
No doubt
(疑いなく)その通りだと思う
英単語「doubt(疑う)」を使ったネイティブスラングフレーズが「No doubt」。否定の「No」と一緒にすることで「疑いがない=間違いない」のニュアンスになります。そのため「think」に比べて確信度は高くなるのが特徴です。
相手からの質問に対して「間違いないよ、その通りだと思う」と答えるときに使われるのが一般的。
「No doubt」はスラング表現なので、言うまでもありませんがカジュアルな日常会話で使われますよ
また、ビジネスなどフォーマルなシーンでは、「There is no doubt 〜」の形にして「〜で間違いなくそう思う」という表現がよく使われます。こちらも、「think」に比べて確信度は高くなります。
シーンに応じて「No doubt」と「There is no doubt〜」を使い分けるのがネイティブ流です。
- 「No doubt」も「There is no doubt〜」も「I think」よりも確信度は高い!
- 「No doubt」はカジュアルシーンで使うスラング表現
- 「There is no doubt〜」はビジネスでも使えるフォーマル表現
「No doubt」を使ったネイティブ英語表現・例文
A:Did you hear that Mike is going to be demoted?
マイクが降格するって聞いた?
B:No doubt
だろうね
※疑いようのないことに対して
There is no doubt that we hit the highest sales ever
間違いなく、過去最高売上を記録するだろう