「もちろん!」を英語で伝える時、多くの人がパッと思いつくのが「Of course」や「Sure」ではないでしょうか。しかし、いつも同じフレーズばかり繰り返していても英語力は伸びません。
英語の「もちろん」にはいろんな種類があり、シチュエーションによって上手に使い分ける必要があります。この記事を通して、それぞれのニュアンスの違いをしっかり身に付けていきましょう!
基本の「もちろん」を表現する英語フレーズ
Of course.
一般的によく使われる「Of course」。「もちろん」と言いたい時にパッとこのフレーズが出てくる人も多いのでは。「Of course」は当然の事柄や相手に対して許可する意味合いで「もちろん」と使われます。
オフ コース
Of course
もちろん(当然・許可)
A:Did you finish your homework?
宿題もうやった?
B:Of course!
もちろん(当たり前だよ!)
A:Can I use your toilet?
お手洗いを借りてもいいですか?
B:Of course!
もちろん!(使っていいですよ=許可)
Sure.
「Sure」は「Of course」同様、「もちろん」という意味合いで使われます。ただし、快諾したり、確かな事柄について「もちろんです」と表現することを覚えておきましょう。
ショー
Sure
もちろん(快諾・確かなこと)
A:Can you deal with this?
これ対応しておいてくれる?
B:Sure!
もちろんです(かしこまりました=快諾)
A:Are you coming to my place tonight?
今夜うちに来れる?
B:Sure!
もちろん!(確かです)
「Of course」と「Sure」は似ているようで全く違う意味合いが含まれるから、使用シーンは注意が必要じゃ
なんとなく「Of course」や「Sure」を使い回していませんか?実は、シチュエーションによっては相手に不快な思いをさせてしまうこともあるので要注意。よく使うお馴染みフレーズだからこそ、下記記事でニュアンスの違いやNGシチュエーションをしっかりと理解しておきましょう!
「もちろん」をカジュアルに表現する英語フレーズ
Sure thing.
「Sure」と同じ意味合いで使われるのが「Sure thing」。友達同士のやりとりでもよく登場するネイティブスラングです。ただし、「Sure」に比べてカジュアルになるため目上の人に使うのは避けるのが無難。
ショー シィング
Sure thing
もちろん(了解・快諾)
A:Can you pass me that book?
あの本を取ってくれる?
B:Sure thing!
もちろん(了解です)
For sure.
またまた「Sure」の単語から派生したネイティブスラングを一つ。「For sure」も「もちろん」という意味で使われます。こちらも「Sure thing」同様カジュアルな表現になるため、使うシーンは選ぶようにしましょう。
フォー ショー
For sure
もちろん(間違いない・確かに・快諾)
A:Do you think he will come today?
彼は今日来ると思う?
B:For sure.
もちろん(間違いないね)
You bet.
カジュアルかつ、ポジティブなニュアンスで「もちろん!」と表現できるのが「You bet」。「Bet(英:賭ける)」という意味から、賭けてもいいくらい確実なことを表していますよ。また、それ以外にも相手の意見を肯定する意味合いでも使われます。
ユー ベット
You bet
もちろん(確実なこと・相手の意見を肯定)
A:I hope I can pass the exam.
試験受かるといいなぁ
B:You bet!
もちろんだよ!(肯定)
Why not.
「Why not」もネイティブの間でよく使われるスラング。相手からの問いに対して「もちろん・そうしよう・いいね」と賛成する時に使えます!こちらも、「You bet」と同じく、ポジティブな気持ちが伝わるフレーズです。
ワィ ノット
Why not
もちろん(賛成)
A:Do you want to have a pizza today?
今日ピザにしない?
B:Why not!
もちろん(そうしよう!)
「もちろん」をより丁寧に表現する英語フレーズ
Certainly. 「かしこまりました」
先ほど紹介した「Sure」をより丁寧に表現にしたい時に役立つのが「Certainly」。例えば、目上の上司やお客さんとのやりとりで活躍します。
サァートゥンリィ
Certainly
もちろん(かしこまりました)
A:Can I see another sample?
別のサンプル見せてくれる?
B:Certainly.
もちろんです(承知しました)
「承知しました」は仕事でも頻繁に使うよね!「Certainly」は覚えておいて損はないね!
「もちろん」をより強調する英語フレーズ
Absolutely!
「Absolutely(英:絶対的に、完全に)」は、相手の言ったことに対して「全くその通りです!」と強く賛同する時に使います。「Absolutely」は物事を肯定するポジティブな意味合いが含まれています。
アブソルゥートゥリー
Absolutely
もちろん(強い賛意)
A:So I will see you later?
じゃ、後でね?
B:Absolutely!
もちろん!(絶対行くよ!)
Definitely!
「Definitely(英:必ず、疑いようのない)」も「もちろん」と強く意思表示できます。こちらも、強い賛同を示すポジティブな表現。
ディフィニッリィー
Definitely
もちろん(強い賛同)
A:Can you finish your work soon?
もうすぐ仕事切り上げられそう?
B:Definitely!
もちろん!(必ず終わらせます!)
「Abusolutely」と「Definitely」はほぼ同じような意味合いで使われるが、ニュアンスの違いだけ覚えておこう!
Absolutely…「絶対、100%、完全に」のニュアンス
Definitely…「疑いようのない」のニュアンス
By all means.
丁寧かつ、より強調して伝えたい時に役立つのが「By all means」。「Sure」と同じ要領で使えるので覚えておけると便利です。
バィ オール ミィーンズ
By all means
もちろんです(強い承諾)
A:Would you please share your idea?
君の意見を聞かせてくれないかい?
B:By all means!
もちろん(是非とも!)
「もちろん」は色々なパターンを覚えておけると便利!
この記事では色々な種類の「もちろん」をご紹介しました。「Of course」や「Sure」ばかりを使う癖がついている人は、この機会に新しい言い回しを身に付けてみて。海外ドラマや映画でも、今回ご紹介したフレーズを頻繁に耳にすることができますよ!理解できたら、なんだか感動しそうですね。
「もちろん」って英語フレーズは、奥が深いね!
その通り。ただなんとなく使うより、しっかり意味を理解して使うのが大切じゃ