「試験がもうすぐなんだ」「もうすぐクリスマスだね」「もうすぐ着くよ」など…「もうすぐ」という表現は日常生活でもよく使いますよね。あなたは「もうすぐ」を英語で伝えられますか?
今回はネイティブも愛用するリアルな英語スラングを、音声付きでご紹介します。リスニングや発音練習でぜひ役立ててくださいね!
「もうすぐ」で有名なのは「soon」や「almost」ですが…この記事では、英会話に深みが出るスラング表現をご紹介しますね!
物事が間近な時に使う「もうすぐ」は「just around the corner」
「もうすぐ試験だ」「もうすぐ誕生日だね」「もうすぐ着くよ」というシーンでは、「just around the corner」がピッタリ!
直訳すると「ちょうど曲がり角のあたり」という意味で、「後ほんの少し=もうすぐ」を伝えらえます。
ジャスト アラウンド ザ コーナー
just around the corner
「もうすぐ」
※対象の物事が目前に迫っている時
アメリカ・イギリス圏のネイティブも愛用する生きたスラングが「just around the corner」です
場面ごとの例文を見てみましょう!
A:Why are you studying so hard?
なんでそんなに勉強してるの?
B:My exam is just around the corner.
試験がもうすぐなんだ。
A:Mom, can I have a new bike?
お母さん、新しい自転車が欲しいんだ!
B:Christmas is just around the corner. Let’s see what Santa brings!
もうすぐクリスマスでしょ。サンタさんが何をくれるか待ってみよう!
A:Hey! Where are you? You are late!
ねぇ、今どこなの?遅いよ!
B:Sorry! Just around the corner!
ごめん!もうすぐだよ!
何時かは分からないけど「もうすぐ」と伝える時は「in a bit」
「just around the corner」以外にも知っておくと便利な表現が「in a bit」。こちらもネイティブ御用達のスラング表現です。
「in a bit」はカジュアルなフレーズ。友達同士や家族間のみで使い、ビジネスなどフォーマルなシーンでは使用しないので注意しましょう。
イン ァ ビット
in a bit
「もうすぐ」
※何時かは明確でない(今すぐではない)
もすうぐの度合いは、just around the corner> in a bit です!
「in a bit」は「具体的にいつかは明確じゃないけど、もうすぐ」というシーンで使われます。解説だけでは難しいかもしれないので、シーン別の例文を見てみましょう。
A:Can you help me cook?
料理手伝ってくれない?
B:Yeah, in a bit! I’m gaming.
あー、もうすぐ行くよ!ゲームの途中なんだ。
A:It’s time for your medicine.
薬の時間だよ。
B:Leave it there, I’ll take it in a bit.
もうすぐ飲むからそこに置いておいて。
例文を見て、少しでも雰囲気がお分かりいただけたでしょうか。「in a bit」は、今すぐじゃないけどもうすぐ、というニュアンスです。
親から頼みごとをされた子どもが、しぶしぶ「もうすぐやるよ~」なんて時は「in a bit」がピッタリ!
ちなみに「in a bit」は、別れの挨拶時にもネイティブが好んで使います。先に説明した通り、具体的にいつなのか明確でないニュアンスなので「次はいつ会えるか分からないけど、またね!」を表現できますよ。
A:See you later!
じゃあね!
B:See you in a bit!
(次はいつか分からないけど)またね!
英語スラングの「もうすぐ」はニュアンスの使い分けがポイント
今回は「もすうぐ」が表現できるネイティブフレーズ2つをご紹介しました。最後にそれぞれの違いをおさらいしておきましょう!
- 目前に迫っている「もうすぐ」
- 対象の物事が間近
- カジュアル・フォーマルどちらもOK
- 今すぐではない「もうすぐ」
- 何時なのかは不明確
- カジュアルな表現(家族・友達間でのみ使う)
日本語では一言で「もうすぐ」でも、英語になるとニュアンスによってフレーズを使い分ける必要があります。よく使う表現でもあるので、英語でも使いこなせるととっても便利ですよ!
いかがでしたか?「もうすぐ」の使い分け、ぜひマスターしてみてくださいね!