まるで意味が分からなくて、思わず「ちんぷんかんぷんだよ」と言いたくなるシーンもありますね。そんな時、英語で何と言うか知っていますか?今回は、「ちんぷんかんぷん」を表現できる、面白いネイティブスラングをご紹介します!
有名な「I don’t understand(理解できません)」や「I don’t get it(分かりません)」以外の、面白いスラングをご紹介します!
英語スラングで「ちんぷんかんぷん」は「It’s all Greek to me」
まったく意味が分からないことに対して「ちんぷんかんぷんだよ」と伝えるネイティブフレーズこそ「It’s all Greek to me」。
予想外の表現にビックリした方もいるのでは?「それは私とってギリシャ語=難しくて理解できない」という、面白い意味です。
イッツ オール グリィーク トゥ ミィ
It’s all Greek to me
「ちんぷんかんぷんだよ」
もともとギリシャ語は、難解とされる言語のひとつ。そんなことから、「何を言っているのかさっぱり分からない」を表現する時に使われます。
ちなみにこの表現は、シェイクスピアの作品で使われたのが始まり。長い歴史のある表現なんです!
どんな風に使うのか、例文を見てみましょう。
A:Do you know how to program?
プログラミングのやり方知ってる?
B:It’s all Greek to me.
さっぱり分からないよ。
また過去形にして、「ちんぷんかんぷんだった」と言いたい時には、「It was Greek to me」になります。
A:Did you understand what he said?
彼が言ったこと、理解できた?
B:No, It was all Greek to me…
ううん、ちんぷんかんぷんだった…
「It’s all Greek to me」は、専門性が高すぎて用語自体が理解できない時などに使われますよ。
英語が早すぎて聞き取れない時、相手の英語自体が理解できない時など、英語力が原因で「まったく理解できない」時には、下記の表現を使いましょう。
- I don’t understand at all(まったく理解できません)
- I don’t get it(分かりません)
「ちんぷんかんぷん」な状況に出会ったら使いたい「It’s all Greek to me」
今回は、内容が難しすぎて理解できない時に使えるネイティブフレーズ「It’s all Greek to me」をご紹介しました。かなり昔からある表現ですが、今でもアメリカやイギリスなど、主要な英語圏で使われていますよ。
相手の言っている内容がさっぱり分からないシーンで、「ちんぷんかんぷんだよ」と英語で伝えてみてくださいね。